一緒に暮らすネコの選び方

ネコと暮らす家探しで大事なこと - タピオカ部

これの続きね。住む家が見つかったら次はネコ探し。まぁ平行してもよいけど。とりあえずネコ飼う!って言うと途端にペットショップ批判してNPOからもらってこいやとかうるさくいう人がいるけど、お前らが買わないとペットショップのネコだって死んじまうんだよ。そりゃ全員ペットショップ拒否すりゃ潰せるだろうけど、現状生体販売が許可されている以上ペットショップはすぐには無くならないだろう。だから好きに選んだらいいと自分は思ってる。うちは(たぶん)純血の捨てネコと雑種の元野良がいるけど、どっちも可愛い。どっちも拾ってきたので無料だ。ちなみに、純血捨て猫なんてまずいないので純血種が欲しい人は大人しく買った方が早い。雑種でいいなら迷わず保護団体へ。特に春先は子猫ラッシュだけど成長して里親に出せるまでに数ヶ月かかる。

まず血統による性格や体質の違いとかネコの病気についてを知る
純血ネコは種類によっておとなしい子がいたり活発な子がいるのでWikipediaなりネコのサイトなりで色々調べたら良いと思う。また、病気になりやすさというのもあって、○○は何が弱い、とかいうのが血統毎にある。そういうのも参考に選んだら良いんだけど、まぁ大体の人は見た目なのかな。気に入った子を見つけるのは良いこと。じっくり選んでみたらいい。全般的に雑種は丈夫と言われているけど、野良出身者は病気持ちの可能性もあるので注意すること。特に猫エイズキャリアはとても多いが、キャリアでいる限りは多頭飼いしなければあまり大きな問題はないみたい。ちなみに、猫エイズは人には伝染らない。最低限病気に関する知識を知っておけば後々役立つ。

ペットショップで買う
自分はペットショップでは買ったことがないのでわからないけど、不潔で狭いところに押し込まれてるようなところは嫌だ。最近行ってないからわからんけど、あの六本木のクソみたいなペットショップはまだあるんだろうか…
きちんとしたペットショップでは血統も保証されてるし保険がついてたりするらしい。純血種を飼うには一番手っ取り早い。自分は雑種でもいいけど家族がどうしても純血が…という人は、一度保護団体の里親募集のページを見せてみよう。その上で説得できなければ純血種を買った方が後々良いと思う。

保護団体などから貰う
ペットショップは基本的には買ったら責任持たなきゃいけない。だけどNPOなんかが運営している保護団体から貰う時はお試しが出来る。もちろん、お試しとはいえ本気で飼ってほしいわけだけど、人間との相性が悪かったり自分のアレルギーが発覚したりもする(できれば飼う前にアレルギーテストはして欲しいけど)。よんどころない事情が発生した時には出戻りになる。純血の子もたまにいるけど基本的には雑種が多い。雑種だから可愛くないなんてことは決して無い。ブログやってるような人気ネコだって雑種の子がいっぱいいるし。ちなみに、雑種のネコは、お前なんなんだよwwwみたいなぶっ飛んだ柄の子もいたりするので見てて楽しい。もちろん、トラディショナルな茶トラ、三毛、キジなんかの子もいっぱいいる。また、保護されて数年経ってる子というのもいる。3歳ぐらいまでは活発で面倒見るのが大変なネコも、3歳すぎると落ち着いてくるので初心者にはおすすめ。もちろん、一番かわいい子猫時代が見られないという欠点もあるけど、可愛いと同時に世話はガチで大変なのでそういう意味ではオススメ。

施設の子は境遇が様々で、そういったことも含めて是非一度、Webを見るなり譲渡会に参加してみるなりしてみて欲しい。とんでもない理由で保健所に持ち込まれるペットが多いのは有名だけど、飼い主逮捕とか飼い主死亡とか、お、おおう…みたいな理由もあったりしてホント大変なんだなぁというのがわかる。なかなか人間に慣れない子は一生施設ぐらしになったりTNRされたりする。

ただ、管理の甘い団体だと猫エイズの子を押し付けたりということも無いわけではないようなので、そこはきちんと調べておく必要がある。ワクチン接種歴、去勢、避妊手術の有無などは必ず教えてもらう。大体子猫で保護されると1回めのワクチンと血液検査は済んでる事が多い。大きい団体だと早々に不妊手術をしているところもある。去勢で2万円ぐらい、避妊で4万ぐらいするのでもし済んでない場合は覚悟すること。大きいところだとシェルターがあるので、見学させてもらったり、ネットで色々調べてみたら勉強にもなるし良いのでは。

個人から貰う
ネットの里親募集掲示板なんかで保護したり生まれてしまったネコを譲渡する人を募集してる。ただこれは結構リスクが高い。イチ個人が相手なので単純にいろんな人がいるって話なんだけど、ワクチンなんかに全く無頓着だったり、逆に必要以上に条件が厳しくて貰ったあとも報告を要求する人もいるなどとちょっと面倒臭い。いい人から貰えればいいんだけどね。

ブリーダーから買う
ペットショップから買うのに抵抗がある人は、優良なブリーダーから買うという選択肢もあるのでネットなんかで調べてみると良い。どうしても純血種が良い人向け。大体単一種を増やしてる。希望の柄の子が生まれるまで待ってたりというのも可能。ただ、どうしてもWebサイトの見た目が楽天みたいな糞デザインにひたすら子猫が並んでるというかなりショッキングな絵面が多いのでその辺割り切れる人向けかも。自分はちょっと…まぁ可愛いのはわかるけど。

結局うちの子が可愛い
自分の周りで純血を買った人、2頭目は雑種の捨て猫をもらってきたり、保護団体からもらってる人が結構いる。自分もあんま雑種には興味無かったけどいざ拾って暮らし始めたらどっちも可愛いから不思議。純血には純血の可愛さがあるし、雑種には雑種の可愛さがある。結局一緒に暮らし始めたら家族なわけで、結局一番可愛くなる。たまたま拾った子があんまり好みの柄じゃなかったけど、今じゃ世界中のサビ猫の中でうちの子が一番可愛いとか言っちゃう人を知ってる。

というわけでネコ選び編はおしまい。次はグッズ編。

ネコと暮らす家探しで大事なこと

 

みんなたちネコ記事に群がる割には全然行動してないやつが多いみたいだから、ちゃんとネコが飼えるように書いてあげるよ。ちゃんと読んでいい物件見つけるんだ。そしてちゃんとネコを飼うんだ。

 

長くなるから今日は家探しだけ

 

家探し。多分これが最悪最凶に面倒臭い。賃貸だと犬はOKなのにネコ不可みたいな家がある。大家バカなんじゃないかと思うんだけど、犬は躾けないとむちゃくちゃうるさいし、そこら中に脱糞排尿ぶちかますのでたちが悪い(Disってるわけじゃないよ俺犬も飼ってたことあるし)。

ネコは、きちんとトイレの手入れをしてればトイレはまず失敗しない。去勢もちゃんとしてれば無駄に鳴くこともなく静かだし。爪とぎだってきちんと用意すればそこでするから問題ない。粗相も壁紙ガリガリもちゃんとケアしてない飼い主が悪い。

 

ちと脱線したので家探しに戻すけど、ペット可物件はそもそも弾数が少ないのでいい物件があったらすぐ決めた方がいい。だから気にすることもシンプルにしておいた方がよい。

  • 床のこと
  • 採光面のこと
  • 広さのこと
  • 換気扇のこと
  • 動物病院のこと

大家が猫好きってのが何より一番いい。ペット可(ネコのみ)とかいう条件もたまーにあったり、マンション名にネコ〜みたいなのが入った狂った物件もたまーにある。もちろん猫好きが集まるのでわりと寛容だし、他の家のネコが窓際に見えたりするとちょっと嬉しい。ちなみにこんな天国のような物件は1軒しか見たことがないんだけど、4階建てぐらいで全部の出窓にネコがいたのを見た時はかなり幸せだった。

 

さて、気にすべきは床。

にもブコメしたけど、ほんとはちゃんとした二重床になっててL-40とかの防音基準満たしてる家がいいの。こういう家なら深夜に大運動会でもしない限り問題にはならないはず。ネコがたてる騒音で一番デカいのは走る音。年中走ってるわけじゃないけど、1匹だけでもウンコハイでダッシュしたり、おもちゃで遊んで走ったりする。5kgクラスの大猫になるとズドドドドドと結構な音が出る。あとはタワーから飛び降りる音。これも床材次第だけど4kg後半ぐらいの子からドスン!と結構な音が出るようになる。言っちゃうと、他にはあんま音が出ない。だからいい床の家だとかなり安心できる。でも分譲賃貸でも無い限りそんなもの賃貸では殆ど無いし、ペット可物件ってそもそも借り手が減ってきた古い物件が多いので難しい。んじゃ何が良いか。

 

避けたいのは木のフローリングと畳。これは傷もつくし、何よりゲロが染みこんでしまう可能性がある。ネコはトイレはちゃんとするけど、ゲロに関してはほぼ好きなところにする。しかも結構吐く。留守番が多い場合はゲロが数時間放置されることもあるので、こういった場合に畳やフローリングは汚れが残りやすい。

 

一方クッションフロアは水気に強いのでゲロが染みこむことはあまりないので安心。今まで俺が住んでた賃貸ではコンクリート床に厚手のクッションフロア敷きのところが一番良かった。木のフローリングよりは畳のほうがまだマシ。音はそこまで伝わらないし、キズつけても部分交換ができるので比較的安い。フローリング床の木造アパートは騒音面でも敷金面でも最悪。

 

なお、傷がつくのはクッションフロアも一緒だけど、小さい穴みたいなのが開くだけなので見逃されやすい。っていうか見えない。フローリングは5cmぐらいまでの引っかき傷がいっぱいつく。結構目立つ。畳は繊維が切れてボロボロになるので一発でバレる。ちなみに、1階でいいなら床はどんな物件でもいい。苦情をいうのは地下の幽霊ぐらいなんで好きなところに住んだらいい。

 

次に気にしたいのは採光面の方角。北向きだと日が当たらんので日向ぼっこ出来ないネコはちょっと可哀想。やつらは日なたでヌクヌクするのが好きなので、是非日当たりのよい物件を探して欲しい(残念なことに日陰好きネコも中にはいる)。窓際のねこタワーの上で日差しを浴びながら昼寝してるネコを見るとなんと幸せになることか。また、ネコは外を見るのが好きなので、そういう意味でも外がよく見える家が良い。車道があったりすると一日中車を見てたりする。超かわいい。

 

間取りについては、狭い1K、1Rだけはやめとけ。ネコは一人になりたい時もあるし、個性があるけど人間が得意じゃない子もいる。一人になりたいときに静かに眠れる場所があった方がよい。それに、狭い1Kに住むぐらいカツカツな人がペットなんか飼うもんじゃない。ネコは比較的丈夫って言ってもなんかあってレントゲン一発5,000円の世界だ。ちょっと誤飲して内視鏡とかぶっ込んだら全麻するしレントゲンばしゃばしゃ撮るしで15万近く飛んでくので、いざというときに10万ぐらいぽんと出せるような人じゃないと飼っちゃいけない。とかいいつつうちの子は健康優良児なので1年1回の予防注射でしか病院にいかない。健康は一番。保険もあるから飼う人は検討するように。

 

換気扇は結構大事。ネコのうんこはめっちゃ臭い(といっても人間と同じぐらい)ので、常に部屋の空気が流れてる状態にしたい(それでも帰宅すると臭い)。オシッコも臭いけど砂でカバーされるから大したこと無い。

 

病院関連ネタで、近所に動物病院が複数あることは大事。特に車を持ってない人はペットの運搬手段が徒歩しかなくなるので徒歩圏内に何軒か動物病院があるところが理想。犬と違ってネコは外出が基本的に嫌いなので電車通いなんかは避けたいところ。自転車もあんまオススメできない。5kg超級だとバッグ込みで6kg越えてかなり重い。また、動物病院はとんでもないクソヤブを引く可能性もあるので、予めクチコミとかを見ておくと良い。

 

ちなみに、たまに狂った不動産屋が、あんまりペット可物件が無くて悩んでると、別にペット不可でもネコならバレないから飼ってる人結構いますよーとかアホなことを言い出す。そういう不動産屋はろくな事にならないのですぐにさよならすべきである。確かにネコは意外と静かだし、飼っててもほとんどバレることは無いと思う。現に、ペット通販の多くは目隠し配送というのに対応している。外から見たら何かわからない状態にして送ってくれるということ。結構需要はあるんだろう。でもやっぱり後ろめたい気持ちで飼うのは良くないし、病院に連れて行く機会もあるのでペット不可物件でネコを飼うのは強くおすすめしない。レースのカーテン越しに見る外の景色より、生の風景を見せてあげたいし。

 

あとは壁紙問題とかいろいろあるんだろうけどそれはまた別の機会に。

 

というわけで物件探し編は以上。

UIデザイナーなんて幻だよ。いるわけないよ

UIデザイナーの募集の仕方 | ネコメシCEOブログ 

 

こういう話があって、つらつら関連リンクも読んでみたんだけど、書いてる人もわかってるようで、そんな人いない。いや、いるかもしれないけどほとんどいない。年収レンジが600〜1200万って書いてあって、クソたけぇ!って思う人いるかもしれないけど、

1.D.A.ノーマンの本ぐらいは読んだことがあって、ユーザインターフェースを意識しながらユーザビリティの高い設計ができて
2.ビジュアルデザインのスキルもあって、カッコいサイト、サービスが作れて、
3.ちゃんとユーザーさんのことを意識できて(つまりWebはコミュニケーションであり、動的制御であることを意識し、)
4.HTML、CSSJavaScriptを全部書いてほしいし、一度書いたテンプレートは、PHPレベルで修正してね。(gitや黒い画面なんか恐れずに)
5.さらに言えば、それは何かの意図を実装に落とすのだから、企画したり周りとうまく会話したり説得したりするスキルも欲しい。 

 こんなスキルある人いるんだろうか。いたら1200万払ってもいいと思う。シャレオツなデザインできる人はコーディングできないし、HTMLもCSSPHPも出来る人はデザインできないしマネジメント能力ある人はデザインもコーディングもできないし。

 

だから俺達はチームで仕事するんだよ、って思った。1200万の人が一人で作るより、300万のデザイナーと、400万のエンジニアと、500万のディレクター3人チームで作った方が良いものできると信じてる。(信じないとやってられん)

ネイティブ広告に関して思うところ

 

最近バイラルメディアネタとネイティブ広告ネタって結構ホットで色んなメディアやらブログやらでこぞって取り上げられてる印象。

Gunosy、ネイティブアドを10月提供 - 1万PV保証で価格は120万円から | マイナビニュース

グノシーもネイティブ広告を始めるとか。もともとグノシーはインフィードでクソみたいな広告を掲載していたのでこいつはさすがに紛らわしいだろどうなんだろと思っていたら、リンク先までアプリ内にして余計に紛らわしい広告を始めるようです。

一般記事と同じ挙動で記事が公開されるため、ターゲットユーザーへのブランドや商品の理解促進効果が通常広告よりも高いとしている

そらそうだよ、広告だと思わないで見てる人がほとんどなんだから。

 

ことネイティブ広告に関しては業界のエライ人なんかが、「ネイティブ広告とは!」なんて感じでひたすら定義を繰り返しているようだけど、その実バナーと比較すると広告と認識できない広告が溢れるわけで、らばQなんかがやってる記事広告みたいなものが量産されるんだろうと認識してます。

らばQ:広告

どうやらこれが記事広告カテゴリの一覧なんですが、内容はまぁ酷い。広告ってわかるのはページの一番下のタグだけで、他は普通の記事と一緒。姑息なのが、その割にはクライアントへのリンクをnofollowにしてることで、単純に金もらわないで記事書いてるだけだったらnofollow付ける必要なんかないんだから金もらってますって言ってるようなもんじゃないか。

ちなみに、らばQとロケットニュースは記事広告やろうとすると大体セットで代理店が提案してくるし、価格も割りと安いので両方のサイトに同じネタが上がってるということが多い。

なんで広告だってわかるのかというと、両サイトともライブドアニュースに記事提供してるんだけど、ライブドアニュースには記事広告は掲載されない。だからライブドアニュース内のロケットニュースのRSSとロケットニュース本体のRSSを見比べるとどれが広告かわかるって話。

「ロケット編集部」担当の記事 | ロケットニュース24

一応ロケットニュースは記事広告の著者が「ロケット編集部」になっているのでわかる。これがネイティブ広告の姿なんだろうかなーなんて、思っちゃうわけ。まぁこの2サイトはちょっと極端な例かもしれないけど。だから偉い人が、「こんなのネイティブ広告じゃない!」って言うかもしれない。言ってくれたらまたそれはそれで面白いわけだけど。

 

じゃぁこれからネイティブ広告はどうなるんだろうかって話を考えると、さんざんネット業界の人たちがこねくり回して各メディアが商品化して売り始めて、いやぁ、ネイティブ広告、最近効果いいんすよー。とか代理店の営業がドヤ顔でクライアントに吹き始めたぐらいのタイミングでどっかのメディア(美容系と想定)がクソ紛らわしくて、かつ大拡散するようなネイティブ広告を掲載した挙句、わりとフェイタルな健康被害かなんかが発生して苦情が殺到し、規制強化ってオチが待ってるんじゃないかな。

かつてのステマ騒動で食べログ(カカクコム)がメディアからわりと悪意ある報道をされたように、テレビがこぞって取り上げて、広告市場から健全なネイティブ広告まで根こそぎ無くなっちまうみたいな未来が見えたりもする。煽り食らってト○ンダーズみたいな会社が傾いたりするんだろう。

そうならないように(トレン○ーズは無くなっても構わないけど)、ガイドラインとか決めてるんだろうけど、広告ってページのどっかに5ptぐらいで書いときゃオッケーみたいなザルガイドラインにならないことを祈ります。

やっぱいくらネイティブって言ってもインフィードで流すのは構わないけど記事タイトルに「PR」は付けないとダメなんじゃないかなと思うんだけどなぁ。それじゃネイティブにならないって?そりゃ媒体側のエゴだよ。

バイラルメディアはネコに利益を還元すべき

先日猫ブーストの話をしたわけだけど、関連ネタ?で2本ほどブログ記事があったのでピックアップ。 

バイラルメディアはクソばかり - Hagex-day info  

うざすぎパクリ系バイラルメディアが爆増している理由と駆逐する方法について | More Access! More Fun!  

 

ほんとねー、最近多いんですよ、数年前に流行ったネコ動画をリサイクルしたクソ記事とか、ネコが人を助けたいい話とか。それ自体は嘘じゃなければ良い話なんでしょうが、ドヤ顔でFacebookやらTwitterやらでシェアされてるのを見るとなんというかもにょるというか。

とにかくこいつらの取り上げるネコの話は可愛い系の単純なものがほとんどなんすよね。パッシブに見るんだったら良いけど、結局ネコについての知識は何も広がらないんです。

せっかく人集めるならもっとためになる記事も書けよと。例えば「【賃貸】猫の飼育当数制限は無意味だった!」とか「今年の殺処分は昨年比80%達成!」とか「【画像大量】多摩地区で大量の子猫保護!里親希望者は今すぐ急げ!」みたいなネコのためになるようなことも広められないのかなと思うわけです。ネコのお陰で儲かってんだから少しはネコに還元してほしいものです。

猫カフェ記事もいいけど保護団体のことも広めたら良いだろうし、牛乳は飲ませるなとか安すぎる飯に気をつけろとか、そういうネコに関する正しい知識なんかも広めて欲しい。そういう意味ではAll Aboutが一番コンテンツ量はあるんだけどいかんせんその使い方がセンスゼロなんだよな…

猫ブーストを悪用するサイト

自動車系情報サイトと言えばレースクイーン画像、ゲーム情報サイトと言えばコンパニオン画像。PV爆盛りするけど広告CTRが激下がりする文字通り劇薬コンテンツなわけですが、PV激盛りと言えば、最近やけに猫情報載せるサイト多くないか?と思ったのが発端でこれを勝手に猫ブーストと名付けてうまく活用しているサイトやただの猫情報サイトを集めてみました。

Buzzfeed
BuzzFeed(バズフィード)がこれまでに掲載したネコに関する記事は「22,500本」 - メディアの輪郭
元祖猫ブーストではないかと思うけしからんサイトはBuzzFeed。2006年から猫ブーストしてるらしいです。勝手に日本語訳されて転載されてる情報もかなりあるんですけど調べてみたら22,000本も猫記事を書いてるらしい。もともとサイトのコンセプトがSNSでのBuzzでPVを集めることなので、SNSと猫の相性がよい証拠。猫好きはフォローして損はないでしょう。

Google検索でサイト指定して「cat」で検索すると幸せになれるよ
英語は苦手…という人でも画像検索したらもっと幸せになれるよ


マイナビニュース 動物・ペット | ライフ | マイナビニュース
マイナビニュースの動物・ペットカテゴリ担当は完全に猫ブーストの麻薬に取り憑かれてしまっている模様で、ネコカテゴリじゃないはずなのだけど記事の殆どが猫記事という猫好きホイホイサイトになってしまっています。ホッテントリにもよく入るのでかなりPVは稼げているのではないでしょうか。お涙頂戴の卑怯な記事も結構あるので個人的には嫌いですが猫好きはフォローして損はないでしょう。


フェリシモ猫部
お前らECサイトだろ?と活を入れたくなるほどの猫オシ。正直このコンテンツ制作費を猫グッズの売上でペイできてるのかどうか知りたいけど、あまりバズってるのを見たことがないのでもうちょっと頑張って欲しい。
第10回 保護猫の譲渡会のご報告│譲渡会開催│猫ブログ│フェリシモ猫部│フェリシモ
猫ブーストが高じて里親会まで開催されていらっしゃるようで、猫好きはフォローして損はないでしょう。


ねとらぼ
ねとらぼはネットで話題になったことを1日か酷い時は2日遅れで配信するしょーもないサイトなんですが、猫記事の時はヘッダがねこらぼに差し替わる仕様になってます。リアルタイム性はないけど、ネットで話題の猫記事なんかは網羅されてるので復習の意味も込めて猫好きはフォローして損はないでしょう。
ねこらぼへの直リンク

〓 ねこメモ 〓
よくある2ちゃんねるまとめサイトと思いきや、猫系スレッドに特化しているまとめサイトがねこメモ。転載NGだけどねこメモだけはOKなどとスレ主に指名されるほどの知名度で見ていて飽きないサイト。右カラムの用語解説など見どころも満載で管理人の人もちゃんと仕事しているのが好感度高い。猫好きはフォローして損はないでしょう。


ハフィントンポスト
サイト内猫記事検索結果
ハフィントン・ポストも「あなたのコトバが未来をつくる」とか言ってる割に猫記事多めで汚ねぇなぁと思ってるんですが、ニューメディアの台頭の中で猫コンテンツは和洋問わず必要なものなんでしょうか。RQ画像よりはいいか。ハフポスト自体の是非はともかく、猫好きはフォローして損はないでしょう。

猫ジャーナル
猫ブーストが極まってブーストコンテンツしか無いサイト(というか猫ニュースサイト)まで出来ています。できてるんですがトップがクッソ見づらい。RSSフィード閲覧が推奨されますが、猫好きはフォローして損はないでしょう。

ilove.cat
トップがクッソ見づらい系で思い出したのがi love cat。僕の大好きなどんこさんの写真がブログよりも掲載されるけど画像のRSSフィードタイトルの先頭が全部日時でフィードにおいてもクッソ見づらいという欠点があります。マジで改善して欲しいです。クリエイターインタビューなどのコンテンツ力はあるのですが、サイトのデザインやら何やらで損をしている感じ。もっともサイトには広告もなにもないのでブーストというか、ただ自分が好きなだけなんですが、猫好きはフォローして損はないでしょう。

[猫] All About|猫の選び方・猫用品など猫の飼い方を紹介
猫ブーストを全く活用できてないのがAll About。URLもセンスの欠片も無いです。いつからこんな残念サイトになっちまったんだろうという感慨深い思いはありつつ、猫カテゴリのノウハウ量はホントすごい。どちらかと言うと、BuzzFeedなんかは画像で押してくるのに対して、All Aboutは真面目なコンテンツが多いのでパッと見の訴求力に欠けているのかもしれません。飼っている人もこれから飼いたい人も、猫好きはフォローして損はないでしょう。

というわけで猫コンテンツが豊富なサイト、じゃなくて猫コンテンツの活かし方の参考にしたいサイトを幾つかピックアップしてみました。All About以外は画像とか動画を活かしてSNS経由のトラフィックが稼げる感じですね。ハフポなんかは記事タイトルの付け方も結構こだわってる感じがします。All Aboutは豊富なコンテンツ量から結構検索流入はあると思いますが画像のパンチ力が無く、SNS経由のトラフィックをどう獲得していくかってのが課題ですねー。